2016年12月2日金曜日

第2回 数列の極限の計算(基本)

第2回 数列の極限の計算(基本)


問題を具体的に解くことによって、数列の極限の計算法を学ぶことが今回の目的。

問題1 次のような一般項を持つ数列の極限を求めよ。

【考え方】
このタイプの極限の計算は、最高次の項をくくりだすとよい。
たとえば、(1)のばあいは、
n→∞のとき
になるので、
になる。
(2)の場合は、分子分母の最高次のをくくりだす分母、分子でくくり出すとよい。
n→∞のとき1/n²→0だから、
したがって、極限の公式
より、
となる。

【解】
(1) 
n→∞のとき
だから、

(2)
n→∞のとき
よって、

(3)
n→∞のとき
だから、
したがって、

(4) 0≦cos nx|≦1だから
n→∞のとき
だから
よって、
(解答終了)


問題2 次の極限値を求めよ。

【考え方】
(1) 分母分子で最大の項はだから、これで分母分子を割ると
0<2/3<10<1/3<1だから、n→∞のとき
したがって、
つまり、

(2) これは次のようにの有理化をするとよい。
nで分母分子を割ると
n→∞のとき
したがって、
よって、

これをまとめて解答を作ればよい。


今回は基本だけで、次回はより複雑な数列の極限を求めることにする。

計算問題だけでは単調なので、最後に次の問題を解くことにする。


問題3 数列の関係を満たすとき、次の極限を求めよ。
【解】
(1)
n→∞のとき
つまり、

(2)
で、
したがって、

(3) (2)より
したがって、
つまり、
(解答終了)


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