2016年12月3日土曜日

第3回 極限の計算2

第3回 極限の計算2


問題1 次の式を一般項とする数列の極限値を求めよ。
【解】
(1) 分母分子をnで割って

(2) 分母分子をnで割って
n→∞のとき
だから、
したがって、

(3) (分子の)有理化をすると
よって、

(4) 分母分子をで割ると

(5)
したがって、
(解答終了)


問題2 一般項が次の式で表される数列の収束、発散を論じよ。
【解】
(1)
3>1、−1<2/3<1だから、n→∞のとき
したがって、

(2) 分母分子をで割ると
0<1/3<1だから
したがって、

(3) a=bのとき
a>bのとき
0<b/a<1だから、n→∞のとき
a<bのとき、同様に

(解答終了)

問題3 次の関数のグラフをかけ。
【解】
(1) |x<1のとき
n→∞のとき
だから、
 
x>1のとき
だから

x=1のときf(x)=0
x=−1のとき、f(x)は存在しない。
よって、

(2) |x<1のとき
だから、
x>1のとき
x=1のとき
x=−1のとき
(解答終了)


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